はなのうらばなし

50歳目前、人生残り半分、書くことを楽しみに生きていくことにしました

自分の存在価値を見直した1年

お題「#この1年の変化」


要らないなーと思った


今の職場において、本当に無用だと感じた


与えられた事に120の力で応え、自分を犠牲にしてまでとは言い過ぎだとしても、かなり自分の時間も心も身体も使って、尽くしてきた

しかし、それはただの駒であり、少数精鋭となった世の中では無用であると感じるようになった


このままでは、と

恐らく世の中のほとんどの人が同じように見つめ直しているとは思うけれど、私はもう歳


本当に最後ではないかと思っている


働き方が変わる今

いかにして自分の望む働き方で生きていくか


そればかりを考えながらも

すぐには抜け出せない現状にもがいている


生きるって本当に大変

陰は陰

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アラフィフ

給与所得約20万

アフィリエイト約1万円

記事販売約5千円

 

 

 

1人であればこの収入で十分

 

しかし、私には養うべき家族がいるので毎月ギリギリもしくは赤字

 

ギリギリの月は「足りて良かった」と心底ホッとします

 

子供の進学でカードキャッシング約20万円

 

その返済もまだまだ続きます

 

 

身体の限界も見えてきて今の仕事を続けるのは長くてあと1年と考えているけれど、それまで会社が私を雇い続けるのも怪しく感じてきたところです

 

会社の中でも、コロナの影響を丸かぶりした部署で、存続自体危ぶまれる中、アラフィフの私はリストラの対象であるとヒシヒシと感じるのです

 

部署を守る為、必死になってボロボロになって泣きながら働いてきたのだけど、会社にはそんな事は本当にどうでもよくて、関係のないこと

 

そうなんですよ

世の中ってそうできているのです

 

感謝感謝、笑顔笑顔といいますが

涙隠して笑っていても

ありがとう、ありがとう

助かりました、助かりました

と、繰り返していても

 

見えない所はなかった所なのです

 

だから

自分で自分の事を守りながら生きていかないと

 

いい歳こいたおばちゃんですが

決意新たにお勉強です

 

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泣きながら生きる50手前

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幼い頃、40代の大人は何の悩みもなく

好きな事をして余裕で生きていると思っていた

稼いだお金を自由に使って

好きに生きていると

 

実際の40代、、わたし

 

会社にコキ使われ

新人には好き放題され

そんな新人を「甘やかせ」と言われ

 

間で泣きながら仕事をして得たお金は、生活のみで消える

 

「よくやってるね、私には出来ない」が

「よくやるわー、私はやりたくない」に聞こえ

 

「君以外に、誰がその仕事が出来るの」が

「君以外に、誰がそんな仕事するの」に聞こえ

 

「君の役職にはスキルが必要」が

「君の役職には君程度のスキルで十分」に聞こえ

 

全てにおいて

「こんな馬鹿馬鹿しいこと引き受けるのは君だけなんだ」と聞こえる

 

 

どうしてこうなったのかと

どうしてずっとこうなのかと

反省と後悔と

 

未来への勉強の日々

 

この1年で、いよいよ自分の人生に危機感を覚え

1日でも早く今の状況を脱出しなければと

 

決めた日にちまであと2ヶ月

 

長所であり短所

手を抜けない性格

 

自分じゃなくていいところは意識して手を抜いて

自分に手をかける

 

 

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押し入れから泥棒が飛び出してきたはなし①

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もう20年以上前

 

20歳過ぎの私と高校生の妹は2人暮らしをしていた

 

古い1DKのマンション

オートロックではなく、誰でも簡単に入れる上に、日中でも周りには人気のないような場所にあった

 

あちこち建て付けも悪く、トイレのドアの閉まりが不十分だったり、ベランダからの排水管が割れているのか洗濯機の排水が滝のように階下に流れたりと

不具合は多かった

 

玄関のドアノブも緩んで、鍵穴は鍵が刺さりにくかったりもした

 

いつもなら帰宅時間がバラバラな私と妹

 

その日は珍しく妹が帰宅した数分後に私が帰宅した

「お!今帰ったとこ?」

「うん」

「これ買ってきた!あートイレ、トイレ!」

私は仕事帰りに買ってきた2人が大好きなお菓子を取り出して、トイレに駆け込んだ

 

トイレから出て、妹と無駄話をしながら夕食の準備に取り掛かろうとした時、妹が押し入れを指差し

「あれなに?」と言った

視力の悪い私は妹が指差した押し入れをジッーと目を凝らして見ると親指大の黒い物が見えた

 

ゴキブリ?

 

更に目を凝らした瞬間、襖が開いて男が飛び出してきた

親指大の黒い物は男が押し入れの中から様子を伺う為に開けた穴だった

 

ストッキングをかぶり、手には包丁を持っていた

 

キャーーーー

悲鳴をあげて玄関まで走り逃げたがあまりに現実的ではない出来事に一瞬

私は、妹の友人がふざけているのかと思い、

妹は、私の友人がふざけているのかと思った

 

しかし、その思いも次の瞬間に違う!と気づく

 

男は自らストッキングを外し顔を晒し、包丁を突きつけて「静かにしろ!」と言った

 

玄関で立ち止まりすぐに外に逃げ出せず

私は「分かった、分かった」と両手の平を男に向けて降参するかのようなポーズを取った

その時、冷静だった妹がカチャリと玄関の鍵を開けた

 

2人して裸足のまま玄関のドアを開けて一気に走り出た

 

マンションの2階から階段を駆け下りながら

「助けてーーー強盗ですーー助けてーー」

と叫び

1番マンションの出入り口に近い部屋の扉をドンドンと叩いて助けを求めたが、その間に男も同じ階段を駆け下りてくるのが見えた

 

私達は道路に走り出て、走ってきた車に助けを求めた

 

〜つづく〜

 

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寝たきりばあさんの恐怖

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結婚する前

「結婚しようと思っている」と報告の為に、真冬の寒い日に彼の実家に行った時のはなし

 

彼の実家には両親と寝たきりで介護が必要な祖母が暮らしていた

彼の父も母も温かく迎えてくれ、みんなで食事を囲み「おばあちゃんにも会ってあげて」と言われ、ご挨拶をさせてもらうことになった

 

その当時で既に寝たきりになって8年、その間彼の母が主にお世話をしていると聞き、とても真似できないなと尊敬の念を抱いた

 

「時折身体の向きを変えてあげないといけないの」と彼の両親は2人がかりで祖母の身体の向きを変えてあげ、足元に湯たんぽをあてがってあげていた

 

「自分の意思では手も足も、どこも身体を動かせないけど、目も見えてるし、耳も聞こえてるし、言ってる事は分かってるからね」と嬉しそうに話す両親に感動もした

 

「そろそろご飯も食べるかな」とおもゆに近いような食事をお父さんが口元に運んであげると少し口を開いて舐めるようにして飲み込んでいた

「ほら、見てみ、美味しいのは分かってるから」

私は人間って凄いなーと思った

 

しばらくその部屋で寝たきりのおばあさんを囲んで談笑しそろそろリビングへ行こうとなり、順番に部屋を出た

 

何となく私が一番最後に部屋を出る事になり、ふすまを閉めながら「失礼します」と囁くように言って

、ベットの上でこちらに背中を向けて寝ているおばあさまの方に視線をやると

自分では身体を動かせないはずのおばあさまがぐるんと首を回してこちらをジッと見つめていた

 

しっかりと合ったその目は

何かを伝えるような目

「孫をよろしく」なのか「あなたで大丈夫なの?」なのか

 

私はハッ!としてバクバクしながらリビングへ急いだ

 

誰にも話していない出来事

 

 

それから1年後、私達は結婚し

18年後離婚した

 

 

 

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ラッキーなのかM字相

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実は割といると聞く

 

M字相

 

生命線

頭脳線

感情線

運命線

でMの字ができる

子供の頃から自分の手の平にMの字を見つけ

人間はみんな手の平のシワがMになっているものなんだと思っていて、中学生の時に初めて

そうじゃないと知った

 

「幸運なんだよ!」

クラスメートの占い好きさんが嬉しそうに教えてくれたけど

 

不運なんです、、、わたし

 

 

いや、もしかしたら

M字相じゃなかったら、もっと不運だったのかも?

 

これでもギリギリ救われて生きてきたってことなの

かも?

 

一度しっかり見てもらいたいなー

 

、、、いい事だけ言ってほしい

 

 

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電車の窓のおじさん

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転職をして3年

それまで自宅近くで働いていたので

徒歩か自転車通勤

 

通勤に電車を使うようになり

驚愕したのが

 

夜の窓に映る自分の姿

 

20数年前の通勤電車の窓には

ブスなりにもちゃんと「自分」が映っていた

 

久しぶりの電車の窓に映った自分は

外の暗さも相まって

シワというシワ

溝という溝の深さが際立ち

頰肉のだらしなさが人生を物語り

 

実物を上回る加齢度

 

性別を超えた

おじさんがそこにいて

 

私はいつの間にこんな事になったんだと

悲しくなった

 

それなら、少しでもマシになれるよう

せめて「おばさん」でいられるよう努力すれば良いはなしだけど

 

もう、そういうのいい、、、

 

おばさんつかれてるんだもん

 

だから

夜の電車に乗ったら

窓際に立たないこと 

窓に映る「おじさん」を見ないことで

やり過ごす

 

 

 

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