電車の窓のおじさん
転職をして3年
それまで自宅近くで働いていたので
徒歩か自転車通勤
通勤に電車を使うようになり
驚愕したのが
夜の窓に映る自分の姿
20数年前の通勤電車の窓には
ブスなりにもちゃんと「自分」が映っていた
久しぶりの電車の窓に映った自分は
外の暗さも相まって
シワというシワ
溝という溝の深さが際立ち
頰肉のだらしなさが人生を物語り
実物を上回る加齢度
性別を超えた
おじさんがそこにいて
私はいつの間にこんな事になったんだと
悲しくなった
それなら、少しでもマシになれるよう
せめて「おばさん」でいられるよう努力すれば良いはなしだけど
もう、そういうのいい、、、
おばさんつかれてるんだもん
だから
夜の電車に乗ったら
窓際に立たないこと
窓に映る「おじさん」を見ないことで
やり過ごす
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