はなのうらばなし

50歳目前、人生残り半分、書くことを楽しみに生きていくことにしました

想い出に浸る大切な時間

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未来を思い描くのも大切ですが、この歳になると想い出に浸る時間もとても大切だと感じています

 

社会人になる息子の荷造り

この春、息子が社会人になり研修でひと月半ほど東京に行く事になりました

その為の荷物を息子がせっせとまとめているのですが、まぁ時間のかかること

大きなダンボールをわざわざリビングに広げ、自分の部屋から必要な物をアレもコレも持ってきては詰めて戻して、、、

 

会社が用意してくれたマンスリーマンション暮らし、洗濯洗剤などの必要最低限の日用品も揃っているという有難さです

ですので、持っていく物は主に衣服です

入社式を終えると、翌日からはリモート研修と出勤が半々だとかで、それならばほとんど私服はいらないのでは?と思うのですが年頃の男の子

しかも新社会人ですからプライベートで交流を持つ事もあるであろう同期に「かっこいい」と思われたいのかもしれないですね

 

想い出話が尽きない私

そんな未来の希望でいっぱいの息子を横目に私は「大きくなったなー」と、ついつい想い出話ばかりをしてしまいます

 

「赤ちゃんの頃はとにかくずっと泣いていてお母さんの方が泣きたかったよ」

「早生まれで身体も小さくて同級生と同じように出来るか心配だった」

「妹が産まれて病院から戻った日に、妹の枕元におもちゃのお料理を並べてあげてて可愛かった」

「野球に明け暮れた9年間はお母さんも一緒に夢中になれて楽しかった」

 

尽きない想い出にそろそろ飽き気味の息子の様子にイタズラを仕掛けたくなり、リビングに飾ってあった10年程前の家族写真をダンボールの中にこっそり入れておきました

東京に着いて「なんやこれ!」と気づいてほしかったのですが、残念ながらすぐに見つかり「いや、いらんて」と戻されてしまいました

 

芸能人のブログを見ると、家族がとても仲が良くて子供さんも大きくなってもちゃんと家族と過ごす時間を持っていて羨ましいなーと思います

私自身は複雑な家庭環境で育ち、6歳で実父とは離別、19歳で実母と縁を切りましたので、子供としての家族の想い出はほとんどありません

こうして、母親になり親として家族の想い出が沢山ある事が私の人生で唯一の幸せなことかなーと思います

 

他人にはゴミでも母親には宝物

子供が幼い頃は毎年増える学校の作品達の保存方法にも頭を悩ませていましたが、写真に残したり、どうしても残しておきたい物は10年以上経った今でも現物を残しています

セメント袋のような大きな頑丈な袋に年代別に分けて保存しています

 

そんな中でも息子の小学校入学当時のノート

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こんな物、他人が見ればただの使い切ったノートです

しかし、母親である私には「4月生まれの同級生とはほぼ1年の差がある早生まれの息子がついていけるかと心配だったけど、ちゃんと出来てる」と安心したあの時の自分の気持ちも思い出してギュッとなる大切な想い出の品なのです

 

当時のご年輩の担任の先生に「早生まれの影響は小学3〜4年生くらいまではありますね。でも息子さんは全く感じませんよ。多少時間はかかっても何事も丁寧に一生懸命取り組んでいて、スピードはそのうちついてきますから、安心して大丈夫です」と言って頂いた事も覚えています

 

この先も想い出作り

これからは同じ社会人として仕事の話も出来るなーととても楽しみにしています

まだまだ想い出を作っていかないといけませんが、振り返れる想い出もかなり沢山持っているので、寂しくなったら時々それらを開いて気持ちをぬくぬくにしたいと思います

 

今夜は地元の友達の家で食事をすると出かけていきました

玄関で靴を履き出かける姿を見つめているとドアを閉める瞬間にふざけて「キュンです」のポーズをしていきました

 

また想い出が増えました

 

今日も書く事で気持ちを整える事ができました

お読み頂きありがとうございます

 

 

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