はなのうらばなし

50歳目前、人生残り半分、書くことを楽しみに生きていくことにしました

原因は母親の内縁の夫

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もう何十年も前

高卒で就職したホテル

 

動機は不純

好きな芸能人が泊まるかもしれない

会えるかもしれない

 

バブルに陰りが見え始めた頃とはいえ、まだまだ高卒でも余裕で就職できた時代

同期が30人ほどいて、7対3くらいの割合で高卒が多かった時代

 

学生気分も抜けず、アルバイトの延長気分で働くものの、根っからの真面目さ故か、与えられた仕事を完璧にこなす事には長けていたため、仕事上先輩や上司に注意をされる事はなかった

 

1年目の冬

初めてしっかりとしたボーナスを貰えるという時期を目の前に退職

 

職場の7つ上の先輩と交際しているのを知った私の母親の内縁の夫が会社に抗議の電話を入れたのが原因

 

母親の内縁の夫

 

なに、この存在

 

複雑な家庭環境で育った私には戸籍を通っていった父親が2人いて、合間に「おっちゃん」と呼ぶ母親の男がいて、最後がこの内縁の夫

 

元ヤ○ザの八百屋

 

母親と私の関係や、この母親の内縁の夫との関係を書き出すと50話くらいになるので割愛

 

母親の内縁の夫(以下八百屋)からすれば、自分が好きだ惚れただのは母親であって、私や私の妹ではない

とにかく難癖つけては、怒鳴り散らし、暴れ

次の日にはケロッと忘れている

 

アホ

 

このアホな八百屋が何故だか父親面をして「うちのはなをたぶらかした」「どういうつもりだ」「上司の監督不行き届きだ」と彼の上司に抗議の電話

家にまで呼びつけ謝罪をさせ「別れさせろ」と大騒ぎ

 

上司も八百屋に絡まれ怖いのか面倒なのか、「もう会わないよな」と言い出す始末

仕事に何の影響も与えていなかった地味な交際が、こうして意味不明な騒動で公になり、仕事場に影響を与えてしまうという

 

ただの迷惑

 

彼も彼で、なんだかおおごとになって会社でも偉い騒ぎになってしまったから別れるなら別れます的な空気で

 

まだ19歳だった私はスーーーーとどうでも良くなって、とにかく早く八百屋は鎮まれと思っていた

 

結局彼とは2人きりで話し合う事も、別れを確認し合う事もなく、周りの力による破局に同意

 

悲しくなかったわけでも、切なくなかったわけでもないけど

 

私ってそんなもんだったんだなーっていう

 

自分がぽっかり、空っぽになった感じがした

 

 

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