手は人生を映す
49歳、私の指をお見せします
アラフィフともなると、立派なヘパーデン結節です
(私の別ブログはなのはなしにも掲載した写真を使い回しています)
指それぞれの症状
左手
- 人差し指の腫れによる曲げ伸ばしが不可能
- 強い痛みがあります
- 薬指第一関節の変形
- 小指第一関節の変形
右手
- 親指第一関節の変形
- 人差し指曲げ伸ばし時の軽い違和感
- 中指第一関節の変形
- 薬指第一関節の変形
- 小指第一関節の変形
発症時のはなし
2年前、人差し指の痛みが酷くなり整形外科を受診しました
指の腫れの自覚はその1年ほど前からあり、当時はレジや品出しをする百均でパートをしていたので「指を酷使した影響」と自己判断し「そのうち腫れも引くだろう」とあまり深くは考えていませんでした
しかし、その後転職した後も腫れは引く事なく、痛みが増す一方で整形外科を受診したのです
優しい先生と看護師さん
ご年配の男の先生はとても優しく
「腫れてるね、痛みがあるのね?うんうん、いつ頃から?そっか、うんうん、一度レントゲン撮ってみようねー」
と、小児科の対応のようでした
レントゲンの準備をして下さった看護師さんは
「ここに指をパーにして置いてくださいね。あらーーだいぶ腫れてるねー。え?放っといたら治ると思ってたの?治らないよー早く来たらよかったのにー」と優しい
日頃、あまり人の優しさに包まれる事のない私は、こんな風に声をかけてもらえるだけで嬉しくなるのでした
レントゲン結果を見て先生は
「指のね、軟骨がすり減ってほとんどなくなってるねー。うんうん、特にねこの人差し指、小指の辺りね、うんうん、ここね」
と私にも見せて丁寧に説明をしてくれました
「リウマチではないと思うんだけど、念のため血液検査もしてみましょうかね」と、血液検査もする事になりました
そこでもさっきとは別の看護師さんが
「腫れてますねー。今も痛いですか?何もしてなくても痛いですか?」とか血液検査の準備をしながら話してくれて、気を遣ってもらっているというだけで嬉しくなる単純な私
指の痛み云々より、精神も傷んでいたのかもしれないです
指のリハビリのはなし
血液検査の結果は1週間後という事で、リハビリをして帰る事になりました
温かいお湯に両手をつけたり(なんか、いい匂いがしていました)
身体を温めたり(指なのに全身温めるだーと思いました)
指関節に電気?を流すペンシルみたいなのをセルフで当てたりしました(これでいいの?とやり方が合っているか不安でキョロキョロ)
40肩で通院していた時もそうですが、整形外科のマシン達って素人目には「どこにどう効いてるんだろう?」と不思議に映りますね
診断書のはなし
1週間後、血液検査の結果を聞きに行くと
「リウマチではなかったですよ。良かったですねー」と相変わらず穏やかな先生
私が会社に提出する為に診断書を希望すると
「うんうん、会社に出すの?それを書く事であなたにとって良いことあるんだったら書くよ。」
なんなんでしょう
「あなたにとって良いことがあるんだったら書くよ」が優しくて沁みました
実際の診断書です
「指の変形が強く、週に2〜3回のナントカ療法を含めた通院が必要と考えます」
その頃(現在もですが)
残業が多く疲れきっていたので「通院の為週2日は定時退勤をさせてほしい」とこの診断書を添えて申し出ました
が、上司からは
「これなんて書いてある?通院ね?分かりました」で終わりました
その後2回、リハビリだけ受けに行き、やはり仕事の時間的に通えなくなり今に至ります
手は人生を映すと思うはなし
周りの同世代より老化が早い私
余裕のある暮らしをされている方は綺麗なネイルを施し大きな指輪をつけている手
シワシワ、ゴツゴツの指が私の生き様を表しているようでとても恥ずかしくなります
今日も書く事で気持ちを整える事ができました
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