はなのうらばなし

50歳目前、人生残り半分、書くことを楽しみに生きていくことにしました

店員vsお客様

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ご来店時には高圧的であったお客様から、お帰りの際に「ありがとう」とお礼を言って頂くと密かに「よっしゃ!」と思います

 

飲食店で勤務をしていると様々な感情を持ってご来店されるお客様を相手にします

 

ご注文の口調や、店員への視線、振る舞いに感情は表れます

 

何か酷く落胆するような事があったのか、肩を落としてため息まじりでご来店される方

お仕事や家庭内で心身共に擦り切れているのか、疲れきった表情でご来店される方

元々の性格なのか、伏し目がちでとても小さな声で話される方

そのような方には、少しでも元気になってお帰り頂ければと、飲食店の従業員としてできる限りの心からのおもてなしをさせて頂いて、その方を包み込む空気がホッと温かくなると「良かったな」と思うのです

 

そして、最も手強いのが、ここへ来るまでに何か不愉快な事でもあったのか不機嫌オーラを全身に纏ってご来店される方

 

まずはズンズン!ドン!

ご注文カウンターにご自身の鞄を乱雑に置く、鋭い視線で睨むように仏頂面でご注文

お金は投げ捨てるように出す、お釣りはひったくるように取る

 

そのような方は、少しでもこちらに不手際があった場合「ここでもこんなに不愉快な事が起きるのか!」と、爆発されるのです

 

《不手際》

手際の悪いこと。やり方や出来が悪いこと。

 

・コロナ禍において、マスク、アクリル板越しの接客で声、言葉が聞き取りにくく、何度か聞き直しをすると「何回も言わせるな!」と怒鳴られる

 

・お客様の勘違いでご注文、ご購入された物でも「プライスカードの位置が悪いからそっちのせい。新品と交換しろ!」と半分お召し上がりの物と新品の交換を要求される

プライスカードの位置はお客様が勝手に上の棚のプライスカードをご覧になっただけでして、、、。

 

・セルフサービスの店内において「持って来て」「水は?」「手拭きは?」と小間使いの如く店員を走らせる

挙句「一度に持ってこい」と理不尽なお叱りを受ける

 

しかし、そのような方に私は心の中で勝負をしかけるのです

 

どんなに、理不尽な場面にも笑顔、笑顔、笑顔

若干呑気なくらいの「あ、は〜い、すぐ参りま〜す♪」「かしこまりました〜お待ち致しますね〜♪」「こちらで宜しいでしょうか〜♪」

 

語尾に音符がついているかのように弾んでお返事をして差し上げる

 

内心はそれはそれは噴火寸前

「はぁ?何偉そうに」「旦那やったら即離婚やで」

と思っています(笑)

 

それでも、最後まで気を抜く事なく、手を抜く事なく「完璧な店員」を演じきると

 

おぉーーー

ご来店1歩目からあんなに店員を上から見下ろし、セルフサービスのルールを勝手に撤廃し、店員をコキ使った方がご自分で返却台に食器を返し

 

「ありがとう」と言った!

 

よっしゃ!

 

勝った!

 

、、、と、思う完璧店員鉄仮面の私です

 

 

今日も書く事で気持ちが整いました

お読み頂きありがとうございます

 

 

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